最上川


じぶんのことばっかり
必死になって

馬鹿みたい



父親といとこと一緒に六本木で呑みました。
気疲れしました。

家族サービスをしなければ、といつも思ってしまいますが
大学のお金の融資を受けているので良い息子であろう、とは思うのですが
優しい嘘をついて親を安心させれば良いのに、本当のことを言ってしまう私は愚かなのでしょう。
愚かでせけんしらずであまったれ。

もうこれ以上会話の発展要素がなく、自分の話が相手に面白いと思えないだろうことが容易に想像できる時点で、その人とは会話を終了するべきなのか、それとも無理にでも微笑みかけて優しい嘘をつき続けるのか、という話。
発展や啓蒙なんていう難しい言葉を脇に置いて、幸福とわずらわしさの問題として。


さいきんとてもわずらわしい。
感情を動かされるのが気持ち悪い。


論文ばかり読んでいて、久しぶりに小説を読むと、気持ちを揺り動かされるところで「吐き気がする」。それは実際に気持ち悪くなってしまうからで、やれやれ、いつの間にこんなに自分勝手になったのかねとか思う。最初からか。
ともあれ、世間に出る頃には自分をにぶくしてにぶくして、麻酔を打った頭で仕事をするしかないんだろうな。


”かけがえのない、という言葉に逃げるのはやめましょう。
 かけがいのないものでも、大切でないものはいくらでもあります”
とは鬼頭さんの言葉ですね。


お金を稼ごう。どうにかして。